こんにちは、馬とエルメスが大好きなパリ在住バイヤー愛です。
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実は私は着物が好きで、イベントがあるごとに着物仲間でお出かけしています(^^)
先日もパリ在住の日本人の奥様方とのお茶会があったので、着物を着て行ってみたら、なんとピコタンをお持ち?の方が?いらっしゃいました(笑)
・・・そう、それは、ピコタン・ロックではなく「ピコタン風」だったのです!
なんかちょっと違うな~?と思ったのですが失礼なことも聞けず。「エルメスがお好きなんですか?(ちょっと違う気もしつつ)」お伺いしたところ、「あ~これね、日本に一時帰国した時に買ったの!ピコタン風よ!」とのご返答。
私自身はあまり好きではないのですが、エルメスラバーの私としては違いの見分け方を今回ブログ記事にしたい!と思い、一日だけお借りして本物のピコタン・ロックとの違いを撮影してみました。
●3月30日追記●
ショップもついでに教えてもらいました。
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色違いのものなので若干分かりづらいかもしれませんが、どちらがエルメスHermesのピコタンかわかりますか?
・・・・・
左です!(ピコタンPM。右のピコタン風はMMサイズらしいです。)
画像を拡大してもなかなか見分けがつかないかと思いますが、以下違いをまとめておきますので、ピコタンをご検討中の方の検討材料になりましたら幸いです。
エルメスの店員さんで皮革製品売り場担当の方であれば革の風合いで分かるかとおもいますので、エルメス店舗でご使用はおすすめいたしません・・・。
しかし遠目で見ると結構似ていますので、ピコタン風恐るべし・・・。
ピコタンとピコタン風はコバの処理で見分けがつく!
コバといわれる部分は、革の切り口(端面)のことを指します。
革を切りっぱなしにしておくとボロボロ傷んできてしまうため、革を裁断した後に滑らかに処理し、塗料を塗ります。丁寧に均一に仕上げる必要があるため、職人さんの腕の見せ所と言われています。
やっぱりエルメスはすごい!と思ったのは、この部分。私はエルメスのものしか見たことがなかったので、ピコタン風を見たときには、正直このコバが気になって仕方がなかったです💦ボロボロ出てしまっている部分を切ってあげたいくらい・・!でも切ったとしてもまた出てくるのかなぁ。
ステッチの均一さが、ピコタン・ロックとピコタン風の違い!
ステッチが白だと目立つところは正直ありますが、エルメスの職人さんはまるで機械のような正確なステッチで、なおかつ決して機械ではできない複雑な工程を丁寧な仕事でされているんだなぁ・・・と改めて敬意が湧きました。
フランスに住んで10年。フランスの方の適当さ(良い意味でも。エネルギーや時間を適材適所にあてているところとか。)に慣れてきてしまった私ですが、こんなに職人さんはすごいんだなと、ますますエルメスへの愛情が増しました。
本物のエルメスは、金具(カデナ)の色まで上品
左がエルメスの本物のカデナ、右がピコタン風のものになります。
光の反射の仕方が全く違いますね。ピコタン・ロックについていたカデナは光に当たると控えめで上質な輝き方をしています。
鍵穴の横にシリアルナンバーが表記されているのもエルメスならでは。所有している喜びを満たしてくれます。
なかなか直営店の店頭では出会える確率が低い人気商品であるピコタン・ロックではありますが、出来るだけ本物をもつ喜びを味わいたいですね(^^)
現在私のところでは品切れ中のため、他の販売者様のページですがご参考までに・・。レザーごとの発色の違いを想像すると、わくわくしてしまいますね・・!♡
トリヨンクレマンス
余談ですが、ピコタンの中のものがいつもぐちゃぐちゃで困ってる!という方には、中で整理できるフェルト製の専用ポーチがあるようです。
私は布製の自立型ポーチ(巾着のように上でキュっと閉められるタイプ)を使用しているのですが、せっかくの巾着型なのに、ピコタンを片手で持ちながら上部の紐を閉めるのが難しいので結局開けっ放しにしています・・。
布素材のためくたっとなって物を入れるときに入れづらいので、ある程度自立するフェルト素材が使いやすいかもしれません。
軽い&ほどよい硬さがあると、型崩れ防止にも有効です。
この記事が、少しでも皆さんのお役に立てましたら幸いです(^^)
ピコタンの容量・入るものに関して記事を書いたので、良かったら覗いて行ってみてください♡
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ラインも始めましたので、お買付けの際に素敵なお品があったらどんどん追加していきたいと思います!パリから旬のエルメス情報をお届けします(^^)
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