ファーストバーキンにノワール(ブラック)がおすすめな理由

こんにちは、馬とエルメスが大好きなパリ在住バイヤー愛です。
買付けの様子やエルメス新着情報はインスタをチェックしてみてくださいね♡

エルメスの専門店のサイトを見ていると、ブラックは王道でファーストバーキンにも良く合う!と商品説明に書いてあるのをよく見かけますが、なぜなのか理由を考えてみました。

黒のバーキンはどんなコーディネートやカラーにも合う

昔の先生の格言で、女性は花よ!黒やグレーは自然界の花にはない色だから、着ていると細胞が老けるのよ!!

といわれて、真偽は不明ですが、とにかく黒の洋服は着ないようにしています。

そうすると顔周りが明るく見えたりして、冬なんか友人で集まると周りは黒ばかりですが一人だけ綺麗な色でまとめていると褒められたりして嬉しいんですよね。

ただ、そうなると黒以外のバッグは色がぶつかることがあって、やはり黒はどんな色にもマッチするので重宝します。

ロデオやツイリーなどの小物でガラッと印象が変わるのも楽しいですよね。

黒のレザーは綺麗な状態が長持ちする

素敵なカラーが魅力の黒はなんといっても、経年変化でみずぼらしくならないことです!!

やはり高価なお品ですので、出来るだけ綺麗な状態を保ってくれると嬉しいですよね。

明るい色のバーキン(例えばブルーアトールやローズコンフェッティなど)は最初はとても可愛い色でワクワクしますが、段々と使っていくうちに角すれやうっかりペンの跡なんかがついてしまったりして、年代物だという事が分かりやすいカラーだと思います。

エルメスに持ち込んで直営店のメンテナンスを受けることも可能ですが、万が一、自己流やレザー修理専門店などの手が入ると以後お磨きを受け付けてくれないことがあります。

黒だと極論、多少のスレキズは靴ずみで応急処置ができます。

こんなこと言うと怒られそうですが・・。

エルメスのお磨きは高くて時間がかかるのが難点

エルメスの直営店にお磨き(メンテナンス)に出せば、一回で最低2万円。バッグは基本的にフランスに送るので最短で1ヶ月かかることもあります。

もちろんレザーの種類によってはとても綺麗になるものもあります(ボックスカーフは新品になって戻ってくるという話ですが、そもそも普段使うとキズが目立ちやすいレザーですので、何度もお磨きに出すとそれだけで新しいバッグが買えてしまいそうです)。

もちろん防水スプレーなどはもってのほかですが、うっかり出来てしまった小さい傷をごまかしやすいのは黒です。

大切なバーキン、キズが付いてしまいショックなのに、仕事で忙しくてお直しにも出せない・・という時もありますもんね。

ちなみに、型崩れを防ぐのにはバッグピローが効果的です。バッグを使っていない時も大切に守りたいですね。


バーキンもサイズ別に用意があるようです。なんとピコタン用も!

黒のバーキンはリセールバリューがピカ一

既に何点もお持ちの方は別ですが、ファーストバーキンとして初めて購入する場合、例えば 何年先に

「本当にバーキンで良いのかな・・。ケリーの方が自分に合っているのでは?」など、自答することはあると思います。

そんな時に、少しでも後悔してしまう要素が少ない方がいいですよね?


バーキンは元々、投資としても有効な方法と言われていますが、特に流行りすたりのない黒は一番良い値段が付くカラーとしてセカンドハンドショップでも優遇されています。

バーキンやケリー、他のエルメスのバッグも、時期により入荷している場合がございますので、もしもご興味お持ちただける方はぜひインスタもチェック&DMしてみてください(^^)